ヒロ: |
院内が新しくてとてもキレイですね! |
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金子医師: |
「私は独立開業したのが比較的遅い方なんです。大学を卒業後、長く勤務医をしていたので。だからここもまだ新しいんですよ。」 |
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ヒロ: |
診療スペースがきっちり区切られていて落ち着けそうです。 |
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金子医師: |
「パテーションで区切ることで、患者さんが落ち着いて受診できる空間を作り、プライバシーも守れるようにしています。それから、診療スタッフと患者さんの動線も分けています。こちらは衛生面への配慮ですね。」
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ヒロ: |
ベビーベッドがありますが!? |
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金子医師: |
「ええ、小さなお子さんのいらっしゃる方の中には、治療の時、託児施設などを利用して子供さんを預けてこなくてはならない方もいます。そんな負担をできるだけ少なくしたいと思って置いているんです。目の届く所にいられるので、お子さんにもお母様にも安心していただけるようですよ。」 |
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■初期は自覚症状が少ない歯周病。日頃からセルフケアを! |
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ヒロ: |
先生が診療にあたって日頃から気をつけていらっしゃることは? |
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金子医師:
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「なんでも相談できる存在でいることです。たとえば、最近歯を磨く時にちょっとしみるなぁとか、何となく歯が浮く感じがするとか、ちょっとしたことでも、気軽に訪れてみようと思われる歯科でありたいですね。」 |
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ヒロ: |
このぐらいで病院に行くのは大げさかも…と思ってしまいがちですよね。 |
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金子医師: |
「私は歯周病を専門に学んだのですが、歯周病の場合、特に初期段階では自覚症状が少ないんです。だから進行した状態で治療し始めることになりやすいんですね。虫歯にしろ歯周病にしろ、初期であるほど治療も治癒も早いんです。そのためには初期のシグナルを見過ごさないことが大事です。」 |
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ヒロ: |
歯周病のチェックには、どのくらいのスパンで来院するとよいでしょう? |
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金子医師: |
「歯周病の場合は3ヶ月に一度くらいの来院をお勧めしています。歯周病は生活習慣病なので、日頃からご自分でケアすることが大事です。患者さんのセルフケアを促してさしあげることが私たちの務めですね。」 |
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ヒロ: |
痛みがないのに病院へ行くのはナカナカ難しいものです…。 |
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金子医師: |
「そうなんですよ。でも、例えば女性の方では、虫歯治療をきっかけにホワイトニングをされる方もいます。そうすると魅力的な白い歯を手に入れることで、自然と日頃のお手入れに積極的になって、歯と歯茎の健康に関心をお持ちになる方もいらっしゃいますよ。」 |
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■日々を楽しく過ごすために、積極的な予防歯科を。
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ヒロ: |
歯科治療を通じて、最近感じていらっしゃることってありますか? |
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金子医師: |
「そうですね…。これは常日頃から思っていることなのですが、歯科治療に対するみなさんのお気持ちがよく表れているなぁと私が思うのは『歯を抜かれちゃった』というような会話を耳にしたときですね。」 |
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ヒロ: |
受け身、ということでしょうか。 |
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金子医師: |
「そう。自分自身のことなのに、言葉は受け身でしょう?これは無意識的な気持ちの現れなのではないかな…。でも、患者さんがこのように感じてしまうのは、私たち医師の側にも原因があると思うんです。ですから、患者さんの口の中の状態をできるだけわかりやすく説明して、口腔カメラなどでお見せしたりね、そして状態を把握してもらってから治療方法を紹介して、患者さん自身に納得できる治療方法を選んでもらうようにしています。」 |
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ヒロ: |
自分自身のこと、という意識が高まりますね。 |
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金子医師: |
「食べることは生きる上での基本ですよね。噛めなくなって流動食などをとらざるを得なくなると、気力を失ってしまう方は多いんです。」 |
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ヒロ: |
人間、食べる楽しみが減ってしまうのは辛いものですよね。 |
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金子医師: |
「そうですよ。それに噛むという行為は脳への刺激にもなっているんです。だから、歯を大切にして、80歳まで自分の歯で食べられる生活をサポートしていきたいと思っています。そのためには今後も予防歯科を勧めていきたいですね。」 |